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エコな循環拡大中
魚のあらから有機肥料製造
業者が設備増強

柏崎市の生ごみリサイクル業「柏崎エコクリエイティブ」は、スーパーなどで回収した魚のあらを原料に有機肥料を製造、農産物に使い循環させる「食品リサイクルループ」の取り組みを広げている。長岡市で行っていたが昨年11月、南魚沼市など魚沼地域の4市を加え拡大。広域的に生ごみの減少などを目指している。

同社では、提携するスーパーや水産加工所などから出る魚のあらを回収。これを原料にして、有機肥料を製造・販売している。農家はその肥料で育てた農作物を、あらを出したスーパーに商品として卸し循環させる「食品リサイクルループ」を構築している。

同社は2011年、長岡市での「食品リサイクルループ」について、循環が確立していることを示す、国の「食品循環資源の再生利用事業計画」の認定を受けた。スーパーなど13店舗と取り組んできた。

新たに昨年11月、同事業計画の認定を受けた。魚沼市と南魚沼市、小千谷市、十日町市のスーパー計15店舗、加工所系3社と、長岡市のスーパー2店舗、加工所1社で構成。あらの受け入れを行っている。

あらの回収は地元の柏崎市内でも行っている。

事業拡大に伴い、柏崎市東長鳥にある処理工場の設備を増強した。年間約240トンだった肥料の製造料を同360トンまで増やす方針だ。

同社では「食品リサイクルループ」拡大に向け、県内のスーパーや水産加工業社らに連携を呼び掛けている。仁木賢社長(72)は「環境にやさしいリサイクルの循環を拡大させたい。生ごみの削減や、環境にやさしい有機栽培の促進になる。ノウハウを全国に広めたい」と語った。